アピノンシリーズ難燃剤は塩基性の有機窒素化合物と難燃性の無機酸から合成され、ダイオキシンのもとになるハロゲン類、ホルムアルデヒド、重金属類を一切含有しない、環境にやさしい難燃剤として注目されております。
塩基性化合物のグアニジンとスルファミン酸または燐酸から形成される塩は、セルロースにたいし脱水炭化型の難燃作用を有し、紙および繊維用の難燃剤として最適です。
グアニル尿素系難燃剤は熱分解時に大きく発泡する特徴があり、また、メラミン系難燃剤はメラミンと強い難燃性を示す酸から合成されており、樹脂用難燃剤としてシアヌル酸メラミンより高い難燃性を有しております。
アピノン−101
商 品 名 構 造 式 外  観 含量 (%) 包装形態
AP-101
(スルファミン酸グアニジン)
白色小塊状 90以上 ポリ袋
AP-145
(スルファミン酸グアニジン)
水溶液 45±2 ポリ缶
AP-303
(燐酸グアニジン)
白色粉末 97以上 紙袋
AP-307
(燐酸グアニジン)
水溶液 50±2 ポリ缶
AP-405
(燐酸グアニル尿素)
白色粉末 90以上 紙袋
AP-901
(硫酸メラミン)
白色粉末 95以上 紙袋
MPP-B
(ポリ燐酸メラミン)
白色粉末 95以上 紙袋